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ルリユール書店 in Tuzumi 2022夏

室積市場ん常設店舗「つゞみ」店内にて「思季の本」と題した本の展示企画を行っています。この度、本の入れ替えを行っていただきました。期間中は本を手に取って閲覧できます。
以下にご紹介いたしますので、ぜひ見にいらしてください。
「ルリユール書店 in Tuzumi 2022夏」関連画像

『新作能「沖宮」イメージブック魂の花‐緋の舟にのせて』

つゞみ店内で、普通の書店やインターネット書店では、なかなか見ることのできない本を、実際に手に取ってみることができます。※本は企画展示用、販売はしていません。

「ルリユール書店 in Tuzumi 2022夏」関連画像

『セント・キルダの子』

本好き、文学好き、デザイン好き、いろんな視点で楽しんでいだけます。明治~大正~昭和初期の文学作品の復刻本も展示されており、そちらはヴィンテージグラフィックデザインとしてご覧になるのも楽しいですよ。
「ルリユール書店 in Tuzumi 2022夏」関連画像

『伝藤原行成筆関戸本古今集』

つゞみは金・土・日・月の10時から16時まで営業しています。
※火曜日はマルシェ開催(9時~12時)
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選書:ルリユール書店(reliure_shoten@outlook.com
企画:中野佳裕(立教大学21世紀社会デザイン研究科)
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ルリユール書店について
公式WEBサイト:https://reliureshoten.com/
展示についてのご紹介:https://reliureshoten.com/quatresasions/
Instagram:librairie_reliure

【『思季の本・Quatre saisons des pensées』展示本リスト】
『胞子文学名作選』
田中美穂・編
港の人 2013年
日本文学の中から、苔やキノコ、カビなど小さな生き物たちに目を向けた作品を集めたアンソロジー。作品ごとに異なる用紙を使い、表紙も思わず手に取りたくなるデザインが施されています。
『新作能「沖宮」イメージブック魂の花‐緋の舟にのせて』
石牟礼道子・志村ふくみ他
求龍堂 2018年
島原の乱後のある年、干ばつに襲われた村を救うために龍神へのいけにえに差し出された少女と天草四郎の魂の交感を描いた、石牟礼道子の新作能「沖宮」。染織家の志村ふくみが舞台衣装を手掛けるにあたって、東日本大震災直後からの二人の長い交流の末に上演が実現しました。本書は石内都の写真などでこの作品を多面的に味わいます。
『伝藤原行成筆関戸本古今集』
二玄社 1987年
関戸本古今集は、古今和歌集の写本として、最も有名なものの1つだそうです。本書はその復刻で、料紙の色合いと線との兼ね合い、粘りづよい線質の素晴らしさを再現しています。元の紙は、雁皮を原料とした和紙・鳥の子紙で、濃淡の異なる緑・紫・茶・黄色に染められたものだそうです。
『吾輩は猫である』
(名著復刻全集近代文学館)
夏目漱石/ほるぷ出版/1970年(原著は1905~7年)
橋口五葉による装幀の復刻本。カバーの猫も可愛らしいのですが、めくって表紙に現れる猫もまた魅力的。漱石は初めての単行本が世に出るに当たって、本の意匠に随分熱を込めたそうです。上中下の3冊それぞれの装幀が異なるため、展示期間ごとに入れ替えていきます。
『魔法』
坪田譲治(名著復刻全集日本児童文学館)
ほるぷ出版刊 1971年(原著は1935年)
昭和初期を代表する児童文学者、坪田譲治の最初の童話集。
『文鳥文庫』
文鳥社 2015年
日本近代文学の名作などを一作ずつ折本にして刊行する文鳥文庫シリーズ。おしゃれな白い封筒に作品が収まり、移動中などでも気軽に文学に触れられるようになっています。今季は芥川龍之介「白」、宮澤賢治「注文の多い料理店」を展示しています。
『かえるのごほうび絵巻「鳥獣人物戯画」より』
木島始作/梶山俊夫レイアウト
福音館書店 2021年
平安時代末頃に描かれたとされる「鳥獣戯画」。うさぎと蛙が相撲をとったり、うさぎが猿を追いかけたりと躍動感あふれる作品ですが、言葉がないため誰が何のために書いたどんな話なのか謎めいています。そんな鳥獣戯画に詩人の木島始が物語を添えて、子供たちにも自然に絵画の面白さを味わえるようにしています。1967年に刊行された作品の復刊です。
MOTHERGOOSE or the Old Nursery Rhymes,
illustrated by KATEGREENAWEY
19世紀イギリスで活躍した画家ケイト・グリーナウェイの代表作『マザーグース』。鮮やかな色彩ながら郷愁を誘う、細い線で描かれた作品たちをご覧ください。
『穴の本』
ピーター・ニューエル・作
高山宏・訳
亜紀書房2016年
タイトル通り、本の真ん中に本当に穴の開いたしかけ絵本。少年が撃ったピストルで、本の真ん中に穴が開いたと思ったら、ピストルの弾は時空を超えて、世界のあちこちに穴をあけてしまいます。
『いきものづくしものづくし7』
福音館書店2021年
きのこ、おっぱいをのむいきもの、はし、など様々なテーマの生き物や物をそれぞれ一人の作家が描いた贅沢な1冊。細かく描かれた迫力あるページに子供も大人もくぎづけです。
『森へ』
星野道夫・文と写真
福音館書店1996年
アラスカなど、はるか彼方の地の自然と生き物たちを写真に収めた星野道夫。
この絵本では南アラスカの原生林を旅した際の写真に星野の語りを添え、大きな時の流れに読者を誘います。
『時をこえてひと針のゆくえ』
アナイス・ボーリュー・作
青木恵都・訳
タムラ堂2022年
インドの小さな出版社タラ・ブックスの本の日本版です。フランスの刺繍作家がアフリカで見た環境汚染に衝撃を受け、黒いビニール袋に植物を刺繍したという驚きの作品が集められています。植物にまつわる詩のような言葉もまた魅力的です。
『セント・キルダの子』
ベス・ウォーターズ文・絵
原田勝訳岩波書店2020年
スコットランドの北西に浮かぶ島、セント・キルダ島。「世界さいはて島」とよばれるこの島の歴史・習俗・自然を美しい絵で物語った本です。島で育った最後の少年の人生をたどりながら、かなたの地に思いを馳せてみましょう。
『耳海岸』
馬場駿吉
書肆山田2006年
不思議な名前を持つ句集。著者は美術批評などの仕事と、耳介欠損再建医療に携わる医師。装幀は先日亡くなった菊地信義、装画は加納光於という最強タッグ。
『家守綺譚』
梨木香歩
新潮社2004年
古い家に住む、何やら古式ゆかしい言葉遣いの青年を主人公に植物生き物、亡き人との奇妙な交流を描く梨木香歩の小説。
『蛙』
辻邦夫・著若山八十・口絵版画
にいがた豆本1971年
パリの美術館で出会った婦人をめぐる、幻想譚。美しい版画と和紙の本文でできた豆本です。
MOTHER GOOSE

MOTHER GOOSE

『時をこえて ひと針のゆくえ』

『時をこえて ひと針のゆくえ』

『胞子文学名作選』

『胞子文学名作選』

『吾輩は猫である』

『吾輩は猫である』

  • 更新時間
  • 2022-07-22 10:29
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